海外の好きなF子さんから写真が送られてきました。今回は厳冬の中国西安、1月半ばの旅でした。
「兵馬俑」をどうしても見たい。との強い希望からとのことでした。古都西安はシルクロードの基点
とは記憶にありましたが、「兵馬俑」をはじめ、弘法大師空海が学んだ「青龍寺」、唐代から現在まで
絵画、書、篆刻など西安は中国文化の最たる都とのことです。





玄奘三蔵がインドから請来した沢山のお経を保存した大雁塔     空海が修行した日本とも深い関係のある青龍寺




兵馬俑は西安から1時間ほど離れた所にあります 秦始皇帝のお墓の周囲で発見されました。兵馬俑は全体が
体育館のような建物で覆われている 1〜3号まであって1号抗だけで6000体あり秦始皇帝稜を守る位置となっている         




このような兵の他弓隊、騎馬隊など等ある       空海記念碑   




鼓楼  ここから東西南北に道が伸びる(昔、太鼓を鳴らして時を告げた場所)      西安の町




麺を作っている人             西安の町




歌舞ショー                 歌舞ショー「千手観音」




安定門                    安定門の模様




夜景                    城壁の上を走る自転車




イスラム街の出店(旧正月の飾りを売っていたようです)






◎兎に角寒かったです。凍傷になるかと思いました。外で観光後バスに乗っても暖房が無いので
何時も寒かったです。コートを着たまま食事をすることもありました。外気温が−10度でも室内
暖房が無いのは普通のようでした。
◎兵馬俑は良かったです。見たくて見たくてしょうがなかったので感無量でした。等身大で6000体
あり同じものが二つないそうです。今も掘り出しています。スケールが大きくて壮観でした。
西安はシルクロードのスタートの町で(昔は長安でした)道はローマまで続いているそうです。
◎青龍寺は空海がそこで密教を学び、日本に帰ってから広めたそうです。今から1200年前の話 、
 境内には日本から送られた桜の木が1000本もあり春になると大変な賑わいになるそうです。
◎中国の人達は公園などで、エアロビや社交ダンスを大勢でやっていますが、どんなに寒くても外
なんですよ。三輪車タクシーに乗った時は雪道で大変でした。顔が凍ってしまったかと思いま
した。今年は58年振りの積雪だそうで帰りの飛行機も一時間以上遅れましたが
滑り込みセーフで帰ってきました。 (写真と文・ F子さん)


※ 兵馬俑はちびくろもとても興味がありましたけれど、中国までは行かれません。F子さんからの写真と
お話ですっかり旅にご一緒させていただいた気になりました。偶然ながら春のお彼岸参りにお寺さん
から頂いた冊子に、「求道求法の道をたずねて青龍寺送り大師」と題して120人の青年僧が海を渡って
中国に、青龍寺に弘法大師の辿った道を歩いて大法要に臨んだこと、お大師さまがどのようにして真言
密教の奥義を授受なされたかが、詳しく載っていました。期せずして中国の青龍寺のお話が二通ちびくろ
の元に届いた事に一寸驚きました。信心の心が足りないのかなと、反省しきりでした。

皆様、昨年の『カンボジア』に続いてF子さんのページとなりました。お付き合い下さって有難うございます。
F子さん有難うございました。



ラジオ語録から
今日の一言・・・  みんな違ってみんな良い
--------------浅野司郎さん


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